影を殺せ!!

死ぬまで抜け出せない呪いもある

清算作業

7.禍根

今回で過去の事もひととおり書き終える。 今でも克服できていないのが摂食障害だ。私の場合は摂食障害のうち過食嘔吐といってバカみたいな量を食べては全部吐くというもの。20歳くらいのころに合併症のような形で出現して以来である。 独り暮らしを始めて…

6.決別

数年前に両親と決別した。「探さないで下さい。さようなら」というありがちな置手紙をして家を出た。家を出るまでに、休みの日には旅行のふりをして遠く離れた場所へ行って転職活動をしたり、家を借りたりして3か月ほどかけて準備をしていた。 強引すぎるや…

5.死ぬ死ぬ詐欺

向精神薬に溺れた大学時代だったが、社会人になってもそれは変わらなかった。仕事が終わってから飲みに行き、お酒が抜けるかどうかギリギリの時間に睡眠薬を飲んで寝る、の繰り返しだった。 当然体の調子だって悪いに決まっている。健康な人だってこんな生活…

父親、おとうさん、パパ

コロナウイルスの蔓延で、日に日に実体経済の弱体化や混乱を実感している。また有名人の感染も報道されたり、コロナウイルスに感染し発症してから驚くほどのスピードで亡くなっている方も決して少なくはない。 普通にお昼が来て夜が来て明日が来てなんて思っ…

4.チンパン家族とのご対面

変態教師の事をチンパンと多用しているが、チンパンジーとは関係ございません。(テレビ局並の保身) チンパンがどこかの女性を襲おうとしたことにより、またもや私の周りがざわつくことになった。長く内縁の妻的なポジションだった母に対して、チンパンFam.…

3.血と骨みたいね

今日は穏やかな風が吹いている。 こんなことを書くのは大雨雷雨暴風雨の中、メガネにPCの画面を映しながら、取り憑かれたような表情をするに限るのだろうけれど、今日のお天気はなんだか荒んだ気持ちを中和してくれる気がする。 それはそれとして、このパソ…

2.ダブル・クソジジイ

本当にまずいという時に、人間って泣いたり怒ったりしない。考える余裕もないから。 よく作品では「ギャー!」「やめて!」なんて金切り声を上げたり、目がナイアガラの滝みたいに涙を放水する場面があるけれど、私の場合は息をするだけで精いっぱいだった。…

1.幼少期からの転落

どこから書いていくべきか悩んだけれど、やはり初めから書くのが一番なのだろうと思う。 私の視点で書いていく事と、昔の事ゆえに都合よく記憶がねじ曲がっている可能性にも言及しておく。また文体についてとても悩んだが、余りに感情的に書きすぎる読み手を…