影を殺せ!!

死ぬまで抜け出せない呪いもある

バルス!!滅びよ!バルス!!!!

私が愚か者だからか、まだ自覚なく病んでいるのか、一定の間隔でおせっかい人間に介入されることがある。

 

知人に典型的なおせっかいおばさんがいる。習い事で知り合った人で飲食店を経営している方なのだけれども、もともとやたら私に絡んでくる人だった。

 

先日、その人と話していた時に、私にお店で働いて手伝って欲しいという事を言われたので、今後の進路について悩んでいて、どうなるか決めていないんで・・とやんわり断ったら地獄の時間が始まった。

 

以下私の言い訳を付け足しながら書きます。

 

 

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〇ねこすいちゃんは勉強も頑張って努力もしてきたのかもしれない、でも人のつながりがすべて。

→そうかもしれない。苦手だけど頑張りたい。

 

〇あなたは表向き「そうですね~」と柔らかく言っているけれど、内心が違うことくらいずっと見抜いてきた。今後どういう進路を選ぶにしても、どんなに成功したつもりでも同じ失敗を繰り返すのよ。

→集団生活や対人関係でタテマエを使う事はあるあるではないでしょうか。一々自己主張する方が怖いです。グループ作業もない習い事で、誰かに迷惑を掛けたことはないかなと思っているのですが、「同じ失敗」って何でしょう・・?私が何かしたのでしょうか。

 

〇どうでも良かったら言わない。ねこすいさんがかわいいし、貴女の為を思っているの。

→ありがたいのですが、心から私の事を考えるならしゃしゃり出ないで欲しかったです。

 

〇わたしはねこすいさんと違ってどんな形になっても筋を通してきた。腹が立つことも沢山あったけれども、耐えて来た。その時は腹が立っても、後から考えたら「この人と出会うためにあんな事があったんだな」と思えた。人を使うというのはとても大変な事。

→私は失礼な事をしてきたのでしょうか。これまで大したかかわりもなかったのに?隙あらば自分語り?意図が分からないです。

 

〇ねこすいちゃんのことを知らないのに、色々いってごめんね。人と助け合う努力が必要だよ。まだ先は長いから頑張って!

→知らないのに2時間近くよくお説教できましたな・・・バルス

 

 

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私は結構人間関係のリセット癖があって、というか私の事を深く知って欲しくなくて距離を置いてしまったり、介入して欲しくないし、介入したくないからある程度以上仲良くなっても私のプライベートを「興味本位に」「面白がって」聞き出そうとする人とは少しずつ距離を置いてしまう。

 

自分に実害が無ければその人がどういう人かっていう事は正直どうだっていい。けれども色んな人がいて、自分のことを沢山話したいという人もいるし、別にそれを聞くのが嫌いと言うほどアレルギーはない。

 

けれども、とくにトラブルになったり相手との違いが原因になった話を聞いている時に、「それって相手はどんな風に思ってたのかな?」とか「一方だけの話だからなあ」ということは考えながら、「そうなんですね」と相槌を打つこともある。

 

一々正論マンになって「相手は何て言っているんですか?」「その言葉は噂ですよね?証拠を提示しなさい」「相手にも発言の機会を」だなんて言ったりはしない。そこに意味も無いし。相手は真実の追及が目的ではなくて、自分の気持ちを共有したり聞いて欲しいのだと思うし。

 

お節介おばさんが言う事は一理あると思っていて、私はそういう話に対して興味がないから、どこか浮ついて見えたり上手く対応が出来てないのかも知れない。

 

それから私は「貴女のために」と言う人がとても苦手。心その言葉を使われると、人の良心や善意を聞かないと、悪人みたいに思えて心が乱れる。良くも悪くも相手にそういう印象を与えているからこそ、私への印象を口にされるのだとは思うから、それは受け止めなくてはいけないと思っていて。

 

ただ意地悪をされたり酷い事をされたり、仕事などで迷惑を掛けられたわけでもない相手に、その人格を否定するような事を言うのは理解しかねる。親ならば子を思ってアドバイスするのも分かるし、関係性によってはその感覚も理解できる。

 

でもたった週に1回を1か月未満、計3回に満たない回数しか会っていない人が、私のためにアドバイスしてくれるだなんて、よっぽど心の優しい人か、他人の人生に少しでも介入することで自分の存在意義を確認しているだけの悲しい人だ。

 

話を聞いた時には、突然雨の様に降ってきた槍に困惑したし、なんだか腹立たしくて

仕方が無かった。怒りのあまり、やけ酒をしようかとさえ思った。

 

彼女は私に人間関係がどうのこうの高尚なことを言っていても、「〇〇さんはお金持ちよね」といいながら指でお金のサインを作ってガハハと笑ったり、とてもじゃないけれど上品だとは言えない行動を取っていたことを思い出して、アァ!?と思ったりもした。

 

私も全然ダメな人間で失敗ばかりだし、恥ずかしい過去もあるから、人に対して偉そうな事は言えない。だから絶対に言わない。私の想いやりの形は、彼女とはあまりにも違う。

 

全く違う人間なんだ。可哀想な人なんだと思う事で少し溜飲が下がったけれども、それもやっぱりバルス!!!!!と言いたくなる。だってこういうタイプは今回話したことに背びれ尾ひれを付けて壊れた街宣車だかスピーカーだかみたいに周りに吹聴して回るから。

 

その人は初めに言ってくれた言葉通り、ただ人が足らないのか何なのか、その人の店で私を使いたかったのだと思う。それを私が断った事で傷ついたのではないかな。なんて思っている。

 

本当の部分なんて知らない。自分でさえ自分が分からないのに、人の事を正確に分析できるだなんておこがましい事は思ってもいない。解らないままながら、何も知らない人にギャアギャア言われると腹が立つ。

 

そんなこんなで習い事を6月いっぱいでやめることにした。

 

こんなしょうもない事で、どんどん人と関わるのが嫌になる。怖くなる。無意識に人を傷つけているのかも知れないと思うと、そんな自分も嫌いになる。何もかも嫌だ。本当にもう。