影を殺せ!!

死ぬまで抜け出せない呪いもある

してみたいことはひとつ

以前にも書いたのだけれども、変換機能がバカすぎてPCを触るのが不快で仕方ない。「~している」を「~して居る」、「できない」は「出来無い」、「~がある」を「~が在る」に変える。何度も変換ボタンを押してひらがなを選択しているのに、毎回一度目の変換では漢字になるの。

 

何なら「~よね」まで「~米」にするんだけど、ウイルスでも入っているのかな。何なのよ。新品で買っているし、そういう文章を書いたこともないんだけれど。漢字まみれで読みにくいでしょうが。怒り。

 

 

例えばあと5年ほどで寿命が来るとしたら、と考えて、したかったことは結婚式かな。あとは特に何もない。

 

エジプトでピラミッドを見てみたいとか、南極に行ってみたいとか、人生のto doリストにはいろいろ書いたんだけれど、そんなに切望するほどのものでもない。行けたらいいな、くらい。

 

突き詰めて考えてみると、大好きな人をみつけて「自分の過去なんて考える価値も意味もないわ」って笑いたかったな。

 

これって他力本願なのだろうか。

 

両親を見てきたこともあって、私は結婚しないって思っていたし、誰も信じられないというか、信じて痛い目を見るのも嫌だった。それと絶対に「私は可哀想だから仕方ないの」みたいな人間にはなりたくなくて、社会的にきちんとしておきたかったから仕事やお金が一番大事だった。

 

だから結婚は「しない」ものだった。でも今は「できない」という方が正しい。治療費ばっかり掛かって、一緒に楽しむ体力・時間的な余裕のない私と一緒に未来を作って行きましょうなんて思ってくれる人はいないんじゃないかな。

 

「しない」と「できない」は全然違う。しないという事は自分の気持ちや環境の変化によって、するという選択に変えられる。けれど不可能を可能にするのはもっと難しい事。それに結婚なんて一人でできる物でもないし。

 

自分で自分の過去は清算するべきもので、誰かに寄り添って貰う事で解消するものではないのかな。結局は自分しかないのかな。でも私はクソみたいな人間だから、誰も信用できないって思って居るし人間なんて嫌いだよって思っている反面、心を預けられる人や存在を渇望していたりするんだよね。

 

デモ・デモ・ダッテで申し訳ないんだけれど、こんな私を好きになってくれる人は居ない。だって汚いし自己管理ですら難しいし私は私が一番嫌いだから、どんなに好きだと言われても信じられなくて、あなたは調子の良い事を言って都合よく利用するつもりなんでしょう、と腹が立つ。

 

同じくらいの容姿、職業、学歴、持ち物、なんて腐るほどいる。そんな中で私をピンポイントで選ぶなんて、ツボでも買わせる気なのか、連帯保証人にして人生を潰すのか、薬漬けにして海外に売りつける気なんじゃないかって疑う。

 

その原因は自分が生きて行くにあたって自分を偽り続けているからだろう。理想の私みたいなものは、誰にでも優しくていつも笑っていて、少し抜けているところもあって、心の綺麗な人。だから社会の歯車のひとつとして生きて行くにあたって、そういう行動を取っている。

 

けれど本当の私ってそういう存在からは大きくかけ離れていて、人付き合いも面倒だし誰とも話したくもないし、そもそも人がどうなろうが知ったこっちゃない。

 

なのに何となくだけれども相手が何を求めているかが分かると、自分がどうしたいかではなくて突発的にそれに従った行動を取ってしまう。嫌われたくないのかも知れない。結局自分可愛さなのかもしれない。自分が本当はどうしたいかではなくて、その場を取り繕って生きてきたのが今だ。

 

嘘でも偽りでも自分が積み重ねてきたものを突き崩すのは非常に難しい。相手のアクションを受けて、まず自分がどうするべきなのか、どうしたいのかを考えていたらスピードについていけない。だからといって脊髄反射にまかせていると、驚くほど疲弊していくし、半日ないし一週間くらいして落ち着いて考えた時に嫌になる。あの時こうしていればよかった、面倒くさいな、っていう自分反省会が追い付かない。

 

思うがままに書いたけれど、このあたりは改めて考えたい。