影を殺せ!!

死ぬまで抜け出せない呪いもある

ヒトの価値

アピールポイントは資格を取ることや、見識を広めるために映画や美術を見たり本を読んだりし続けている事です。

 

・・・弱い。弱すぎる。こんなのでは就職面接で落とされてしまう。

 

これは育った環境ではなく、性格の弱点なのだろうけれども過度に人と比べてしまうところがある。

 

例えば美人なAさんがいるとして、その人に対しては学歴や保有している資格を引き合いに出して、「この人より下ではない」なんてほっとしてしまう。

 

逆にモデルさんのような容姿ではないけれど、優しくて仕事のできるBさんに対しては、自分の方が痩せている事を根拠に「この人よりは下ではない」なんて。

 

どうしてこんなに比べるのかというと、結局自分に自信がないからなのだ。

 

別に勝ってるとか劣っているなんて誰も気にしていなくても、いつだって自分が比べてしまうから苦しい。自分の首を絞めているのは自分なのだ。

 

でも自分にすこしでも価値があると思えないと、生きている意味合いも見いだせないし、自分がどうにもならないカスで辛い。宇宙に漂うデブリみたいだ。

 

誰も気にしてくれなくて、あってもなくても同じなのであれば、もう頑張りたくないぞ。消えたいぞ。苦しみの中からいずれ希望を手に入れるなんて、そんなものはもう信じたりしないぞ。と、こじらせまくりなのだ。

 

資格を取ることを、勉強が好きなのねとか頑張り屋さんなのね、と褒めて貰えることがある。これはとても嬉しい言葉なのだけれど、私にとっての勉強はは強迫観念のひとつでしかない。

 

同じくして体型維持をしているね、という言葉もだ。痩せるとか体型の維持をするというのは多くの人にとって結構難しい。だから毎年毎年「〇〇ダイエット」みたいなものが流行っては消えている。私は過食嘔吐をする、または拒食をすることで維持しているのだけれども、カラクリを知らない人からすると偉業を成し遂げているように思ってもらえる。

 

別に勉強は好きではない。ダイエットが趣味でもないし、ファッションセンスが良くておしゃれが好きだという事もない。ぶっちゃけ、どうでもいい。

 

それでもひとつでも価値を上げなければどうにもならない。価値のない私なんて認められないし、価値のない私は存在する意味がない。

 

人の価値ってどんなところにあるんだろう。いや、「価値」なんて言い出す時点で間違っているのだろうか。